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yukkedoluce 2nd Album『月兎と懐中銀河』について

どうもこんにちはゆっけです。

ツイッターなどでは既にお知らせしておりますが、この度yukkedoluceは、2ndアルバムを引っ提げ、12/29から開催されるコミックマーケットに初参加させていただくことになりました!

自身2枚目のアルバム制作・頒布になります。
イベントに参加するのもこれで5年振り、2回目となり、また皆様にお会いできるのを、そして新しい皆様にお会いできるのをとても楽しみにしております。
年末お暇な方もそうでない方も、ぜひぜひ足をお運びくださいなっ


◆イベント詳細
・イベント名:コミックマーケット93(イベントHPへ
・会場:東京国際展示場(東京ビッグサイト)
・参加日程:2017/12/29(金)
・時間:10時〜16時
・サークル名:黒髪さらさらロング復興組合
・スペース:東地区 オ-54a(会場マップ
・頒布物:2nd Album『月兎と懐中銀河』(初版限定盤)
     1st Album『黒猫と宇宙地図』(通常盤) 在庫僅少


◆アルバム詳細
月兎と懐中銀河

2nd Album『月兎と懐中銀河』
¥1,000(会場頒布価格)
通信販売についてはコチラ

●収録曲
1.懐中銀河
2.ぼくらの自転車
3.Survey Ship
4.ワールド・オブ・パラドクス
5.エンドロールは僕と猫
6.イデアの少年
7.Persona Robot
8.どうかしてるわ
9.Good Morning, Polar Night
10.POCKET MOON RABBIT
11.グッバイ・カントリー
12.Liekki

●クロスフェード


●詳細
yukkedoluce 2nd Album
未発表曲、提供楽曲8曲を含む全12曲収録
既存曲もアルバム用に全てリミキシング
ジャケット初版限定箔押し仕様!

-君という名の魔法-


お手にとっていただけるのを楽しみにしています!それではまた


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.01 2017 未分類 comment1 trackback0

イデアの少年

恒例のご無沙汰ブログ更新。こんにちは、ゆっけです。

久しぶり(前回から2年と半年ぶり...)の新曲投稿になりましたのでお知らせです!

一年前に執筆いたしました小説『泡沫少女とイデアの少年』より、
「林檎売りの泡沫少女」と対を為す物語「イデアの少年」という曲になります。

今回は「林檎売りの泡沫少女」「怪盗黒猫シャノアール」の制作メンバーでMVを制作しました。
作画になじょさん(@nazyorin)、動画編集にhieさん(@hie0727)を再び迎え、
素敵な映像作品にできあがったので、ぜひぜひ見てみてくださいなっ(ノ゚∀゚)ノ




◆イデアの少年

この世界は、とても生きづらいと思う少年がいます。
簡単なもので言えば、生きるためにご飯を食べなければならないし、住む場所が必要です。
もっと言えば、幸せに生きるために資源や土地やお金が必要です。
それらは、地球上に暮らす人たちみんなが幸せと思えるほど存在しているわけではありません。
いや、存在しているのかもしれないけれど、行き渡っているとはとても思えない。
そんな世界で生きるため、大切な人を守るためには、誰かの、誰かの大切な人の居場所を奪わなければならない世界なのだと考える少年がいます。
だからこの世界は、さらにさらに生きづらい世界になってしまうのだと。
この負の輪の連鎖から抜け出せたなら、どんなに幸せなことなのかと。
そしてそれら全ては、私たちの命に限りがあるから引き起こされる不幸なのかもしれないと、そう考える少年がいます。

「イデアの少年」の英タイトルは"The Everlasting Boy"としました。
直訳で言えば「永遠に生きる少年」
僕らの命が永遠だったなら、せめて、大切な人の命が永遠だったなら、この世界は、少しは幸せな世界になるんじゃあないかと。
そう考える少年の話。
.20 2017 楽曲 comment0 trackback0

小説のこと

『泡沫少女とイデアの少年』発売からもうすぐ一ヶ月が経とうとしています。

今やボーカロイド楽曲をつくっていた人間としては化石のような僕ですが、それでも、僕のことを音楽をつくる人間だと思われている方が多いことも知っているので、ツイッターでギャアギャアと騒ぐように小説の話もしにくいわけです。

というわけで、更新頻度も低く、アクティブビューワーが3人くらいであろうこの相当マニアックなブログにて、備忘録ならぬただの独り言のようにひとつ、残しておきたいと思います。

さて、何を独りごちたいのかというとですね、果たしてこの小説が、皆様に楽しんでいただけたかどうか、そればかりが僕にはとっても気がかりなのです。

僕は文字を読むのが遅く、一冊の小説を読み切るのに一ヶ月近くかかってしまうことは少なくありません。そして、文字を自分の力で読み解き、景色を想像し、感情を重ねるというのは、とてつもない労力が必要になります。

ただの持論ですが、小説は、コンテンツと読者の立場が同じ高さにあると思っ
ています。

コンテンツは読者に面白さを提供する代わりに、読者はコンテンツに労力と時間を提供する。
どちらがどちらを支配できる関係ではありません。
そのコンテンツは、読者から必要な労力と時間を提供されなければ、面白さを提供することをやめます。
逆に、読者はそのコンテンツから必要な面白さが提供されなければ、労力と時間を提供することをやめるわけです。
お互いがピストルを向け合っているとも言えますし、お互いが共生しているとも言えます。

何分大袈裟なようですが、意識を向けなくとも多少を享受することのできる映像や音楽と比べてみると、あながち言い過ぎではない気がしてくるかと思います。

それで僕は何を言いたいのかというと、小説を読むことは大変なわけです。
面白くなければ読みたくないし、読みたくなくなったら読まないわけです。

コンテンツの面白さを評価する上で、いろいろな尺度があるとは思いますが、殊、小説に関しては、それを最後まで読んでしまえたかどうかというのはひとつの面白さの純粋な指標であると僕は考えています。

小説『泡沫少女とイデアの少年』が発売されてからもうすぐ一ヶ月が経とうとしています。

果たして皆様がこの小説を最後まで楽しんで読んでいただけたのだろうか。
はたまた今も楽しんで読んでいただけているのだろうか。
それだけはやはり気になるものです。

皆様の貴重なお時間と労力、そして貴重なお金までいただいているものです。
そこまでこの小説に提供してくれているというのであれば、この小説が平凡であろうと駄作であろうと、楽しませなくては小説というコンテンツの意義が破綻してしまいます。

どうか皆々様が、『泡沫少女とイデアの少年』の世界を最後まで楽しんでいただけるような物語でありますように。と願って止まないこの頃です。
そして、いつまでも楽しんでいただけるような物語でありますように。




.18 2016 雑記 comment2 trackback0

小説『泡沫少女とイデアの少年』発売決定! 予約受付中!!

こんにちは、yukkedoluceのゆっけです。ここではお久しぶりになりますね。

突然ですが、なんと、僕の作った「林檎売りの泡沫少女」を原作に、小説『泡沫少女とイデアの少年』という作品を自身で執筆させていただくこととなりました!
イラストは「林檎売りの泡沫少女」のMVでお馴染みのなじょさん!
表紙はもちろん、見開き、キャラデザ、挿絵も担当していただきました。

永遠世界の物語「林檎売りの泡沫少女」だけではなく、
その対となる有限世界の物語「イデアの少年」という新たな物語を描きました。
交わるはずのない、全く別の世界でのふたつのお話は、やがてひとつに——
それぞれ13章、全26章にも渡る大ボリュームでお届けいたします!


cover のコピーstory.png


発売は8/26を予定しており、現在アマゾンにて予約受付中となっております。
興味がございましたらぜひ、ご予約をお願い申し上げます!!↓
https://www.amazon.co.jp/dp/4569827772/
.21 2016 お知らせ comment0 trackback0

Good Morning

 流れていた。川も風も、草木も動物たちも、空も大地も、流れていた。

 少女はこの流れが好きだった。少女もまた、いや、少女だけが、流れていた。



 太陽が森の向こう側へと沈んで久しく、陽の光を失った空は、代わりに星たちを散蒔くことで夜を照らしていた。

 星明かりは、陽の光に比べると遥かに弱く、その光によって確認できるのは、夜の空も雲がゆっくりと漂っているということと、遠くに薄明かりの灯った街があること、そしてそのまた遠く、空と大地の境目に、黒々とした森があることくらいだ。

 辺りは静まりかえり、聞こえてくるのは、草原を撫でる風の音と、闇夜に溶け込むような虫の音。

 注意して耳を傾けなければ、気にも止めることができない、自然の音だけで満たされていた。静寂と言って何ら差し支えなかった。

 ふたりは、蒼が香る広大な草原にぽつりと座り、彼方に揺れる街の仄明かりをぼんやりと眺めていた。

「僕たちだけだったんだ」

 少年が静寂にひとつ声を零した。

「なにが?」

 暗闇のあるところから、少女の声が聞いた。

 互いの表情は伺う事ができない程暗いが、声のする場所から、ふたりが寄り添うようにして座っていることくらいは分かる。

 少年の声が応えた。

「僕たちだけだったんだよ。止まっていたのは。川も風も、草木も動物たちも、流れているんだ。この空や大地だってそう」

 薄明るくなってきた方の空を見つめながら、

「どうして気が付かなかったんだろう。こんなにも近くに答えがあったのに」

 しばらくの静寂。そして少女も白む空を見つめ、微笑みながら、

「そういうものなんじゃあないかなあ」

「え?」

 少し間の抜けた声の主が少女の方に目を向ける。

 少女も彼をちらりと見て、また空の方へ視線を戻す。

「答えに気付いてから、近くにそれがあったことに気付くものなんじゃあないかなあって」

「うん。それも、そうだね」

 少年は目を閉じ、一度だけ軽く頷きながら嬉しそうに返事をした。



 もうすぐ夜が明ける。



.06 2014 雑記 comment3 trackback0
  

プロフィール

ゆっけ

Author:ゆっけ




yukkedoluceとしてボカロを中心に楽曲制作してます。
拙い音ですが好きになってくれたらうれしいです。
HPにて楽曲配信中

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